努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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円安リスクに備える

引用 P186

 これまでACWIに投資するには、アメリカの証券会社に口座を開設するか、日本のオンライン証券会社などで外国株取引をするほかありませんでした。以前に比べれば格段に敷居が低くなったとはいえ、大半のひとにとっては外国の金融機関を利用したり、外貨建てで投資をするのはやはり不安が大きいでしょう。その意味で、日本株と同様に円建てで取引しながら世界市場に投資できるこのETFは、金融ポートフォリオをグローバルに分散したい個人投資家にとって"究極の金融商品"と言えるでしょう。

 ここであらためて確認しておくと、「上場MSCI世界株」は円建てで取引されていても、すべての資産が外国株で校正されています。当然、円の勝ちが下落すれば外貨の価値は上昇しますから、円安で株価は上がります(逆に円高で株価が下がります)。これによって、個人の金融資本を日本国のリスクから完全に切り離したうえで、なおかつ世界市場の成長に賭けることができるようになるのです。




 これは東証の「上場MSCI世界株」(1554)のことです。まだ上場されたばかりで売買高が一日一万株に満たないことが多いようですが、橘さんの言うとおりなら、良さそうな商品ですね。

 ただ、私たち日本人は円高で株価が下がった時に「やっぱり買わなきゃ良かった」って思うんだろうな。ヘッジというのは減るのを防ぐことが目的の第一になると思うのですが、ずっとずっと円だけで生活していると、単純に投資して減ったと感じるんでしょう。

 100万円は昨日も、ひと月前も、一年前も100万円ですが、それぞれ12,758ドル、12,404ドル、11,655ドルです(8月5日で計算しています)。一年前と比較すると1,103ドルも価値が増えている(ドルから見たら)わけです。

 大きいですよね。私たちは常にリスクがあるのに、そのリスクに気づいていないし、リスクどころか増えていることもある。そしてそれを知らない(笑)


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大震災の後で人生について語るということ 橘玲
この本の評価:★★★★★
オススメの理由:表紙裏より
PART1 日本人の人生設計を変えた四つの神話
1.日本を襲った二羽の「ブラックスワン」
2.不動産神話 持ち家は賃貸より得だ
3.会社神話 大きな会社に就職して定年まで勤める
4.円神話 日本人なら円資産を保有するのが安心だ
5.国家神話 定年後は年金で暮らせばいい
PART2 ポスト3・11の人生設計
6.伽藍からバザールへ 人的資本のリスクを分散する
7.世界市場投資のすすめ 金融資本を分散する
番外編 なぜふつうのおばさんが億万長者になるのか?
8.大震災の後で人生を語るということ
オススメの対象者:どう生きるのか?どうしたらいいのか分からない方や震災後に自分の将来が不安になっている方
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インフレ対策

引用 P177

 国家のリスクから切り離されたインフレ対策としてしばしば推奨されるのが、金の現物(金貨や金の延べ棒)を買うことです。日本国の将来に不安が高まると、貴金属店の前に長蛇の列ができます。(中略)

 しかし、これでも問題は残ります。「金」という特定の商品に金融資本のリスクを集中させることになってしまうからです。

 当たり前の話ですが、インフレになれば物価は上昇します。だとしたら金だけでなく、原油や貴金属、小麦など農作物を含めた商品指数を購入したほうが分散投資のメリットを享受できるでしょう。いまではさまざまな商品指数がETFとして証券市場に上場されているので、それを利用すれば個人でも手軽にインフレのヘッジが可能です。




 インフレ対策はやはり現物投資。そういう意味で不動産も立派なインフレヘッジですが、今回の震災で「場所」によるかも?と思うようになりました。

 そしてマイホームを購入することは5%債権を購入するのと同じようなことだ(詳しくは本をお読みください)というようなことが書かれていて、長年の「持ち家か賃貸か?」というテーマに対して答えが出たような気がしました。

 今現在は円高が続いていますが、これが円安になったら・・・・食べ物が高くなる。小麦や砂糖も上がるからケーキが高くなる。大福だって高くなる。フルーツもナッツも高くなる。海外のお水も高くなる?なるね。

 そんな世界はイヤだーーーーー!

ご賛同頂ける方は・・・・・(笑)
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「知識層」は人口の10%

引用 P160

 日本列島には約一億二〇〇〇万人が暮らしていて、乳幼児を除けばほぼ全員が読み書きできます。しかし出版業界ではながらく、「本を読むのは人口の一〇パーセント」と言われてきました。読書調査では月に一冊も本を読まない人が約五割とされていますが、残りのひとたちが文芸書や専門書、ビジネス書などを読んでいるわけではありません。(中略)

 光文社で女性誌やビジネス書籍をつくってきた編集者の山田順は、『出版大崩壊』(文春新書)で、経済書やビジネス書の読者は最大で四〇〇万人しかいないとして、次のような根拠を述べます。

 これは、まず一流大学卒で一流企業社員、公官庁職員、弁護士、医者などの専門職の就業人口から出した実数である。現在、東京大学の卒業生の総数は年3000~3500人。これに京大、阪大、九大などの国立大学の卒業生、早慶ほかの六大学にMARCH、関関同立などの卒業生を加えると、年約15万人~20万人になる。この15万~20万人と、毎年、一流企業、官庁、専門職に就く人数はほぼ一致している。

 この構造は日本社会ではずっと変わっていなくて、就職氷河期と言われても、この層は変動することなく、階層ピラミッドの上位層を形成している。



 つまり、知識層は人口の10%で、その15万~20万人は一流大学卒で、一流企業に勤めていると考えるとすべてがつながるというようなことが書いてあります。

 そして各年齢毎の20万人の大人20歳~60歳までの40年間分の800万人。そして経済書だと読者はほとんど男性だから半分の400万人という計算らしいです。

 エリートと呼ばれる人たちの人口って同級生の上位20万人を指すんですね。初めて知りました。あんまりはっきり言うと批判を受けそうなネタですが、「あぁ、なるほど」って思いました。もちろん私は入っていませんが(笑)

 やはり橘玲さんの本は面白い!!この本は震災後に一気に書き上げたそうです。


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預金封鎖と資産課税?

引用 P124

 もっとも効果的なのは、大連立政権をつくって、預金封鎖によって国民の金融資産を一時的に凍結し、資産税をかけて一四〇〇兆円の個人金融資産と国家の債務を相殺してしまうことです(ほとんどの議員が大連立に参加しているのだから、なんでもできるのです)。もちろんこれは憲法で定めた財産権の侵害になるでしょうが、二七〇兆円の対外純資産を含め金融資産のほとんどが国内の金融機関に預けられているのですから、技術的にはやってやれないことはないでしょう(たぶん)。

 しかしだからといって、過度に心配する必要はありません。国民の財産を奪い取ることが政府の仕事ではなく、持続可能な財政に戻すだけなら、二〇パーセント程度の資産課税で三〇〇兆円ほど調達すれば十分でしょう。




 資産税・・・ね。みんな頑張って節約して貯金しているのに。

 というか、そういう貯金体質が日本の経済を停滞させている部分もあるのでしょうが、そもそも本来の数値以上にお金がグルグル回る、好景気を期待しすぎるのもちょっとダメなんじゃ・・・。

 資本主義って本当に良い制度なのか?今の日本の制度って本当に良いのか?色々考えてしまいますね。


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ギリシャとの比較

引用 P114

 国家の借金は、しばしば家計の借金と比較されます。「年収四〇〇万円のくせに九〇〇万円も散財している」とか「年収の二五倍の一億円も借金していたら、消費者金融ですら相手にしてくれない」というのはわかりやすい比喩ですが、国家は貨幣の発行主体ですから家計と同じに扱うわけにはいきません。日本が一〇〇〇兆円もの負債をつくったのは経済規模がそれだけ大きいからで、神奈川県と同程度のGDPしかないギリシアと比較してもあまり意味はありません。(中略)

 日本国の財政も、借金が増えるにつれて臨界状態に近づいていることは間違いありません。このままでは、いつか必ず"黒い鳥"はやってきます。



 ギリシャって神奈川県と同程度のGDPなんですね、初めて知りました。

 ここで大きいのは「国家は貨幣の発行主体」という部分だと思います。ユーロ圏は国家が自分で貨幣を発行する権利がないことがネックになっているんですよね。

 もちろん、「お金ないから刷っちゃえ、刷っちゃえ!!」では、ジャブジャブジャブで、インフレを引き起こしてしまいますが、それにしたって、打出の小槌です。小槌持ってるのと持っていないのでは全然違う。

 尊敬する社労士さん(元金融マン)が、国の借金は利息だけ返して、元本はずーーーーーっと返さない、それなら行ける!最後には無利子国債を銀行に買ってもらって・・・・。銀行は断れないし。きっと日本は大丈夫というような内容のことを仰っていました。(私のカランカランな頭の記憶なのでちょっと曖昧)

 乱暴な論ですが、私はそのままずーーーーっと行けたら嬉しい。


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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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