
引用 P141
「人は死ぬ」ということを、子どもは何歳になればわかるのでしょうか?1948年にハンガリーのマリア・ナギーという心理学者が、3~10歳までの子どもを対象に調べています。その結果、「子どもは9歳で人間の死を理解する」というのが、世界的な共通認識になっていました。しかし、「兵庫・生と死を考える会」(「生と死の教育」研究会)が2003年におこなった「幼児・児童の死生観についての発達段階に関する意識調査」では、日本の子どもたちは6歳になると、約80%は「人の死」というものがわかるという結果が出ているのです。
どこでわかるのかといえば、「自分」と「お母さん」の存在です。三歳児くらいでは、「自動車は動くから生きている」と答える子どももいますが、四歳、五歳になると、生きていないということが理解できるようになるのです。そして、生きものが死ぬということもわかりはじめ、五歳児の70%くらいは「ペットは死ぬ」「お父さんも死ぬ」と答えます。でも、自分とお母さんは「死なない」のです。この段階では、子どもにとっての"死"は「なくなってもいいもの」と同じような意味なのですね。
これが六歳になると、「ペットも死ぬ」「お父さんも死ぬ」「お母さんも死ぬ」「ぼく(わたし)も死ぬ」と答えるようになります。そこで、"人の死"というものを理解しているかどうかがわかるわけです。
今、おとうさんという立場にある方の心の声は
「なくなってもいいもの」
「なくなってもいいもの」
「なくなってもいいもの」
こんなに頑張っているのに~(泣)
日本の子どもは6歳で理解するってことは、9歳論をとっているハンガリーよりも、大人ってことね。
ちなみは私は、クルマは生きていると思っているから、中古で売るのが辛くて、なるべく壊れるまで乗りたいと思うし、ぬいぐるみやお人形のような形のあるモノは、供養してからじゃないと捨てられないので、菩提寺にお願いして、お焚上げしてもらっています。知能指数5歳位です。
いつもありがとう(・∀・)同情の一票をください。
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