努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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余人をもって代えがたい人間が自戒すべき四つのこと

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引用 P145

 これは別に経営者だけにかぎられることではないが、人間は得てして「おれがいなければ仕事がすすまない」と思いがちである。よくいう「余人をもって代えがたい」ということだ。特に一代で成功した人に多い。

 あとから続いてくる連中のやること、なすことがすべてまどろこしい。だから、だまって見ていられずに、「そんなやり方じゃだめだ。どれ、おれにやらせてみろ」と手を出す。もちろん大ベテランのやることだからうまく行く。「ほらみろ」と自慢する。相手も、「サスガァ!」とお世辞をいう。本人はますますいい気になる。そして胸の中で、「おれがいなければここの経営はすぐガタがくる。まだまだ隠居はできないな」とうそぶく。

 しかし、これはまちがいだ。確かに現実にはそういう"超人的経営者"がいる。が、これはつぎの点でまちがっている。

●自分が"死ぬ"ということを考えていない

●自分を"完全だ"と思っている

●人間は"不完全"であり、それを"補いあう"のが企業経営だという意識がない

●したがって後継者を養成しない

(中略)

考えてみれば、いままでにもずいぶんと偉い人が死んでいるが、社会はつつがなくまわっている。つまり、「死なれて困る人」なんてひとりもいないのである。このことは誰もが謙虚に認識する必要があろう。




確かにね、死なれて寂しい人はたくさんいますが、困るかと言われるとね。

誰もが自分を特別だと思いたいし、自分のアイディアが1番だとも思いたい。でも、

全員そうなんだよね(笑)

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この本の評価:男性★★★★☆ 女性★★★☆☆
オススメの理由:帯より■上に立つ人の「頭の使い方」がわかる! ■問題の核心をズバリ突く"洞察力"がつく! ■ささいなことに動じない"度量"がつく! ■ここ一番の"粘り強さ"がつく! ■正念場を乗り切る"とっさの機転"がきくようになる!
オススメの対象者:どういう男性がかっこいいのか、美学、多分・・・・高倉健が好きな人は好きだと思います。女性が★ひとつ少ないのは、女性は一般的に過去は見ないので歴史に興味がない人が多いので。
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福沢諭吉の挫折

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引用 P22

 ところが横浜に行って驚いた。オランダ語などひとつもない。町々に書かれていることばは、通りの名前を示す表示版も、また各外国の商店に掲げられている字も、すべて英語である。そして、残念ながら諭吉はその英語がひとつもよめなかった。また、会話に使ったオランダ語も、チンプンカンプンでまったく役に立たない。この日、諭吉は深い絶望感に陥った。今日までの勉学が全部ムダになったからである。家に戻ったが一晩中眠れなかった。「一体、いままで何を学んできたのだ!」と口惜しかった。

 オランダ語だ、オランダ学だ、といって、オランダの学問だけを、国際社会に進む唯一のものに考えて積み重ねた努力が、まるっきりバカのように思えた。そして、そういう風潮を生んでいた仕組みが、日本の鎖国なのだと思った。

「おれが悪いわけではない」

 諭吉はそう思った。

「日本がバカだったのだ」

 とくに日本を支配してきた幕府がバカであり、その幕府を構成している武士たちがバカなのだ。「糞ッ」と腹を立てたが、諭吉はそのままへこたれなかった。「禍を転じて福にしてやる!」と思った。

 彼はこの日決断した。それは、「いままで習ったオランダ語を、惜しいが全部捨てよう。そして、改めて英語を学ぼう」ということであった。すなわち、福沢諭吉のこの"決断の時"が、その後の日本の運命を大きく変えたのである。

 福沢諭吉が書いた「西洋事情」や「学問のすすめ」をはじめとして、彼が出版に最も力を入れたのは「英語」の日本導入であった。これが日本の近代産業発展に大きな役割を果たしたことは、いうまでもない。




 ちょっと意外な挫折です。でもその後、きちんと英語を習得したのだから、すごいです。

 この福沢諭吉の姿勢で一番見習わないといけないのは、「禍を転じて福にしてやる」というところです。何か問題が起きた時に、これをプラスに変換してやるって思うのと、「あぁぁぁぁぁぁ(涙)」というのでは、全然その後が違います。(当たり前ですけど)

 福沢諭吉ほどじゃなくても、私たちはいつでも「禍を福にする」ことができます。がんばろう。
 

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yossy

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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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