努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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日本の農業はアメリカの一社に依存している

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引用 P192

 もっと恐るべきは、「F1品種」の問題です。これについては、島崎氏の著作を参照してみましょう。

「F1品種」とは、品種の優秀性が一代限りの性質をもつ農産物のことです。異なる遺伝子形質を有する二つの品種を掛け合わせると、生まれてくる世代(F1世代)すべてに優性遺伝子の性質が現れ、非常に生産性に優れた品種となります。しかし、F1品種の種子から育ったF2はF1より生産性が低下し、F3、F4となるにしたがって、さらに生産性が低下します。中には種を取れないものもあるようです。

 現在では、市販されている野菜類の九割以上がF1品種となっており、しかも、アメリカのモンサント社という多国籍企業がF1品種の種子をほぼ独占しています。F1品種の優秀性は一代限りなので、採種しても意味がないため、農家はモンサント社からの種子を購入し続けなければなりません。

 島崎氏は、日本の野菜類の農家が、生産性を最重要視して、このF1品種の輸入種子に依存していることに警鐘を鳴らしています。日本の野菜類の自給率は約八割ですが、その種子はアメリカからの輸入に依存しており、かつ依存し続けれなければならない状態になってしまっているのです。アメリカのモンサント社は、F1品種の特殊性と日本の農業の構造を戦略的に活用して、日本を支配する恐るべきパワーを手にしたというわけです。




こちら→食料自給率100%を目ざさない国に未来はない (集英社新書)

 こちらも読んだほうが良さそうですね。

 こんなこと、知ってました?モンサント社、完全に囲い込まれています。買い続けるしかない・・・、売ってくれなくなったらどうするんだろう。まあ、それは石油なども一緒ですけど。

 独占されていることって、大きなリスクです。

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日本の雇用は絶望的

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引用 P87

 まとめると、アメリカのTPPにおける狙いは、次のようなものです。

 まず、日本をTPPに誘い込みます。TPP交渉は、その参加国がアメリカの味方になるようになっており、アメリカ主導でルールが形成できる場です。アメリカは、そのTPPに日本を誘い込んだ上で、多数派工作をして日本を包囲します。

 そして、アメリカは、日本の関税引き下げと同時に、自国の関税を引き下げてみせはします。しかし、ドル安に誘導することによって、日本企業の輸出競争力を奪い、あるいは日本企業のアメリカでの現地生産を促し、自国の雇用を守ります。アメリカにとって関税とは、国内市場を保護するためのディフェンスではなく、日本の農業関税というディフェンスを突破するためのフェイントに過ぎないのです。(中略)

 日本では「日米FTAを結べない遅れをTPPで挽回すべきだ」という議論があります。アメリカは日米FTAには関心がありませんが、TPPであれば前向きなのです。しかし、それはまさに日米FTAよりもTPPのほうがアメリカに有利な方向に進められると判断しているからにほかなりません。




 著者はTPPはまさに「トロイの木馬」だと書いています。日本の農業市場の防壁を中から打ち破るための。

 で、日本の失業率は現在でも高いのですが、「どうしたらいいんだ?」レベルになることが予測されます。なのに最低賃金やら、労働基準法やら、そういう労働者保護という名目の甘えで、日本人がどんどん国際競争力を失っていることが、怖いなぁと思います。

 安くても頑張りますという外国人勢に敵わないですよね。

 日本自体が、JALとかGMのように労組が強い組織にそっくりです。そして、JALやGMがどうなったか?

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お願いだから・・・・・

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引用 P31

 アジアは今後の成長センターであり、アジアの成長をいかに取り込むかが、日本の成長戦略のカギである。政府、財界、そして多くの経済学者やコメンテーターたちが、このように論じてきました。

 この場合、成長するアジアとして重要なのは、何といっても中国であり、ついでインド、あるいは韓国といった国々でしょう。しかしTPPには、この三つの国のいずれも入っていません。(中略)

 要するに、日本が参加した場合のTPPとは、実質的に日米FTAなのです。「アジア太平洋」というのは名前だけだと言っても過言ではありません。(中略)

 TPPによって日本がアジア太平洋の成長を取り込むなどというのは悪い冗談です、実態は、その反対に、アジア太平洋諸国の方が、日本の市場を取り込みたいという話なのです。




こちら、中野剛志さんの動画。12分位で分かりやすいです。

 とにかく中野さんは「大大大反対」という立場というのがよく分かります。こういった議論はいろいろな立場の色々な利権が絡んでいて、私のような一般庶民にはよく分かりませんね。

 ただ、なぜ国としてTPPをすすめてるんだろう?と自分で考えることが大切なんでしょうね。

 前回、TPPネタを書いた時にすごいランキング落ちたんですよ・・・・。怖い⁽⁽(ཀ д ཀ)⁾⁾お願いですから、ランキングボタン、押して下さい。

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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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