努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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視点を増やす

引用 P255

 もう一つ、私が打たれたのは、新潟にいる神父様から聞いた話。ベルギー人の神父なんですけど、その方が市内のアパートを借りて障害者の夫婦を何家族かみているんですね。その中にまだオムツをしている子供を持つ夫婦がいるんですけど、その子がオムツが濡れると、新しいオムツを持って、お母さんの前にごろんと寝転がる。そうすると、お母さんがオムツを替えてやって、その子は濡れたオムツを捨てにいく。トイレに行けないお父さんには、その子が尿瓶を持って行くんですって。やっと歩けるような「赤ちゃん」が親の世話をしている訳です。

 つまり、自分のことを無能だと思っている親たちが、子供に与えさせてやっているんですね。受けるだけでなく、与えることのできる精神を持つ大人へと育んでいる。(中略)

 多くの日本の親は、子供をずーっと大人にしないでしょう。「受験だから何もしなくていいよ」とか言って、家のことは何もさせない。家庭内暴力を振るう子供のほとんどは、家で甘やかされ、親から用事を言いつけられることもなく、まるでお客さん扱いで、家族とともに生きているという実感や責任感を自覚したことがないのだと思う。だから暴力を振るって、自分はこんなに力があるんだぞ、と示すほかはないのでしょう。

「夫婦口論」




ギャーーーー、頑張って書いた分が消えたガ━━(゚д゚;)━━ン!!

もう、取り戻せない力作がぁぁぁぁぁぁ。なんて書いたんだけなぁ、さっき。確か飲食時代の思い出とか書いた気がする。可愛い後輩たちの話とか・・・・。

頑張って書こう。ぐちっても仕方ないや。


 私が曽野綾子さんが好きなのは、色々な視点をもたらしてくれるからです。成長する、成熟する、オトナになるということは、言い換えると複数の視点を持つことができる・・・そういうことかと。

 だから経験の多い、年の功という価値が生まれてくるのかも。

 で、普通だったら、ご両親が障害を持っていて可哀想・・・って思われて終わりそうなこのストーリーを更に一段深めて、「この子は、与えることができる、ステキな大人になるだろう」って、中々自分でそのように考えが至りません。

 自分だけの見方で、自分だけの考え方に固執するのは、それは子供っぽいことなんですよね。自分以外の視点をないものとして、自己主張するのは「子供」、他の視点をたくさん知っていて、それでもなお自分の主張をするのはOKですね。

 ただ、気を付けないと、自分だけが合っているという過信がすぐに出てきちゃうから、なるべく人の話をきちんと聞いて、たくさんの視点を持つようにしないといけないですね。特に管理者はね。

 観察して、解決するためには、複数視点からチェックしないと本質の解決ができませんからね。結構浅はかで、自分で分かっているつもりになるから、ホントに恥ずかしいことが多い。でも恥ずかしいのが生きていくということですからね!(開き直り)


すごいショックを受けたΣ(゚д゚lll)ガーン
可哀想な私に愛のポチを・・・・
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色んなボランティア

引用 P143

 ほんとうの愛というのは、好きという感情の流露とは拮抗するものなのかもしれない。少なくとも冷静な愛がないとボランティア活動はできません。私は若いころ、ある神父に「ボランティアが楽しくなったら、やめなさい」と言われたことがあります。

(中略)

外国で、貧しい人に贈られた援助金をくすねようとする人は山ほどいるし、貧しい人は優しくて正直だとは限りません。腹の立つことも虚しくなることもたくさんあります。でも、それを超えて、これは人間としてやるべきことなんだという冷めた判断が必要なんですね。

「夫婦口論」




 冷めた判断というのは「仕方がない」に通じるのかなぁ。 

 今回の震災で日本人の「仕方がない」という考え方が海外で紹介され、そして共感されない(笑)みたいです。そもそもそんな単語がないというレベルらしいですね。全然別ステージですけど、私もアメリカのあのコーラやハンバーガーのサイズは「それらをアメリカ人は大好きです」って言われて理解はできても、共感は全然できませんしね・・・・。

 ボランティアを行う時に、ボランティアをして感謝されるだろうと思ってしまうのは、ボランティアできるほどに精神的に成熟していないんだと思うのです。誰からも賞賛されず、気付かれず、瓦礫の撤去など地味な作業を行なっている芸能人の方もいるようです。たくさんの一般の方もそうです。芸能ニュースにも載らない、自分でブログで報告もしない、誰にも言わずにやっているたくさんの方たちがいることを知っていたいなと思います。

 大きな声で発表することにもメリットがあります。「○○さんが被災地に行くなら、一緒に連れていってもらおう」など、他者に影響をあたえることができます。どちらでもやりたい方向性、やり方で支援することが大切だと思います。どっちが良いというわけではなく。先日の募金ボランティアでは「ご協力お願いします!(=お金くださ~いっ)」で2時間でかなりの大金が集まったのです。そしてそのお金は日本赤十字と旭市へ。とっても役に立っています。

 私はボランティアである団体の世話役をやらせてもらっていますが、その団体に対して「こういうことをしてあげたいんだけど、どうかな」と仰ってくれる方は、大抵の場合、アマチュアだったり、自己の利益に結びつきそうな活動だったり、言ってしまうと自己利益ってパターンもあるわけです。ボランティアしてもらう側も人間で、プライドもあるし、同情されたくない。ここに「ボランティアしてあげたい」という上から目線を感じるような人は入れたくないなぁと思います。

 そしてその団体では、多くの人たちが自発的にお手伝いをしてくれます。目立たず、騒がず、自己主張せずにもくもくと地味な仕事をしてくれる。私はそういう人たちをすごく尊敬するし、本当はそういう人たちこそ、本人が嫌じゃなければスポットが当たればいいのになぁと思っています。

 で、私はその団体で感謝されることが当然とか、自分が楽しもうとは思わず、自分のやることを黙々とやれば良いのだと思っています。私のその団体での目的は、団体の存続です。で、取材とかで表にでるのは、本当に嫌なんですよね。いつか、考えが変わるかもしれませんが、ひっそりとやっていたい。


でも、どんな形でもボランティア精神は大切ですよね。その精神で・・・是非応援していただけると嬉しい。
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信じる ≠ 裏切られて怒る

引用 P62

  信じないことが、節度と愛の第一歩だっということを知ったのはもう二十代の初めからである。この原則を守らないと、相手に一方的な想いをかけ、必ずと言っていいほど裏切られて怒らねばならないことになる。




 若いうちほど、「信じる」という言葉を使う内容に「依存」の部分が含まれているから、上記文章のように「相手に一方的な想いをかけ、必ずと言っていいほど裏切られて怒らねばならないことになる」という事態に陥ってしまうのだと思います。

 よく傷つきたくないから誰も愛さないとか、交通事故の加害者になりたくないから免許を取らないとか、そういう話を聞きますが、これはかなり消極的な、「本当にそれでいいのかなか?」と思うような考えですよね。こういう考えを持っていますよって大の大人が言った時って割と恥ずかしいですよね、冷静に考えると・・・・。きっと私も気づかずに言っていると思うのですが。だってこういうことは感情の偏見がもたらす、すごく個人的な信念のようなものじゃないですか。もちろん「それでいいのだ!」という人も多いとは思いますが。 

 で、「信じる」ということはどういうコトになるのでしょうか?

 「信じる」≠「裏切られて怒る」ではない。斜めから見てみると「裏切られて怒る」≒「相手に依存している」「相手をコントロールできると思っている」「自分のことしか考えていない」といった感じでしょうか。これは子供っぽいですね。

 あぁ、すごい。自分に言い聞かせている感じ。痛い。

 じゃぁ、大人の「信じる」ってどういうコトなのか?ここは永遠のテーマかなぁ。私は「信」っていう字にヒントが有るんじゃないかなと思っています。


応援ありがとうございます。でも・・・10位から転落しましたΣ(゚д゚lll)ガーン
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偽善ボランティア

引用 P55

 内心はどうあろうとも、明るく生きて見せることは、誰にでもできる最後の芸術だ。地獄に引きこまれそうな暗い顔をしてグチばかり言い、決して感謝をしない老人に親切にすることは、相当心の修行をした人でないとできにくい面もある。優しくしてもらいたかったらまず自分が明るく振る舞って見せることだ。

 下手な歌やコーラスを自分が歌って誰かに聴いてもらいたいために、老人ホームの慰問をするグループがあるという。するとホームのおばあさんでしっかりした人が「悪いから聴いてあげましょうよ」と言って進んで聴衆になり、盛大な拍手を惜しまないのだという。私はせめてそういう老人になりたいと思っている。

「晩年の美学を求めて」




 上記のような明るく振る舞うことができるというのは、美徳だと思います。以前雑誌で荻野アンナさんが「上機嫌でいることは最高の教養なんです」って書いていましたが、本当にこの言葉は名言だと思っています。「私は不機嫌です」「体調が悪いんです」「気分が悪いんです」って態度をしている人って、甘えていますよね。私も常に上機嫌でいたいなぁと思っています。なかなか難しいのですが。

 あと先日、千葉駅で募金活動をしました。生まれて初めての募金活動で、大声で「ご協力をお願いします」ってがんばってみました。それで、その時に思ったのは、日本の今後は明るいな…ということ。中学生や高校生が募金してくれるのです。それも500円とか1000円とか。きっと彼ら、彼女らにとって1000円って大金のはずです。ズボンを腰まで下げた男の子が募金してくれる、その姿に本当に感動しました。あの学生さんたちが大人になった時、日本はきっともっと良い世の中になるのだと期待が持てて、嬉しかったです。

 私はこういうボランティア活動を斜めにみていた部分があったのですが、ボランティアさせてもらって、自分が更に多くを受け取ったようです。とても良かった~。「人数がいないから来てよ」(本当はたくさんいました)と言って、来るように誘ってくれたので、私はとても行きやすかったです。

 ただ偽善ボランティアってありますよね。で、本人はボランティアのつもりっていうのが一番タチが悪いのだと思います。私も自分の行動が偽善ボランティアにならないようにしたいです。

「○○さんの為に言っているのよ」というのは、大体の場合、言っている本人のためです。私がたくさんその言葉を使ってきたから、分かります(笑)

でもそれに気づいたから、大人になったということで。


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口を噤む

引用

 それが何であるかわからないことに関しては、私たちは口を噤むという礼儀がいる。私は原発のことに関しては発言しないことにしている。どれだけどうなったら、危険かどうか、私などにはわからないからだ。

 人は自分の好みだけをしっかり持ち、その範囲で発言し生きることだろう。その好みを静かに守り、その好みで相手を冒したり冒されたりしないようにすることだと思う。しかしこのルールを守るためには、静かな理性と、何より双方に勇気が要ることを、若者たちに自覚してもらう必要がある。




なんでもギャーギャーいえばいいというのではないよ、と著者は言いたいのだと思います。

私にとってこの曽野綾子さんという著者は常識論や処世術を教えてくれる、厳しい親戚の女性といった感じです。

黙る=口を噤む=理性 ですね。私はどちらかというと「野生」。

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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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