努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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人力車は消えず

昨年は大変お世話になり、有難うございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。今年初のブログです。ということで木野先生の本です!!

引用 P69

「きみなあ、人力車、知っているか」

「ハイ、存じております」

「自動車が走り、飛行機が飛ぶ時代にも、人力車はまだあるじゃないか。人力車は、きみ、なくなると思うか」

「時代がどんどん進んでいけば、いずれなくなると思いますが・・・」

「人力車がなぜ存在するか分かるか」

 せっかく、議論を重ねて長期計画を作ったのに、急に人力車の話をもちだされ、なにかはぐらかされたような感じであった。「それは変わり者がいるからでしょう」と、よほどいおうかと思ったが、そうもいえないので黙っていた。すると、

「それはな、人力車を引く車夫がおる限り、人力車はなくならん。きみのところの仕事も、どんなに市場が小さくなっても、それを作ろうという強い意思を持った経営者と技術者がおったら、絶対になくならない。世の中が欲している限り生き残るもんや。人力車は便利やろ。だけど、車夫が人力車を捨てたら、人力車はこの世からなくなる」

 言葉数はそう多くなかったが、じゅんじゅんと説かれた。正直いって、新規事業に活路を見いだそうと、ないチエを絞って考えた計画に「人力車は消えず」といわれ、われわれの熱意を削がれた感じだった。(中略)

 しかし、朝方近くになって、目が開かれたような感じがした。なにか”天の啓示のようでもあった。相談役がいいたかったのは、一つのことに徹底的に打ち込む、それからの話だ。一つのことが成し遂げられない人間が、ほかのことをやっても成功するはずはない。安易に他に救いを求めてはいけない---そういうことをいいたかったのではないか、と気がついた。


 この本を元旦に持ってきたのは、この記事が書きたかったからです。すごい深いなぁって思うのです。そしてこの本が書かれたのは1984年、私が小学生の頃です。これはきっと普遍的な、原理原則です。

 今、どこの会社も新規事業に取り組むということを切実な、必死な思いでやっていると思います。もちろんその仕事も大切ですが、足元の仕事を本当に100%の力でやっているかなと自問自答することで、大きなヒントが得られるかも知れません。

 ちなみにこの10年後1994年、私はアルバイトで初めてFAXを送るという仕事をして、何度送っても用紙が反対側から出てくるので

「おかしいなぁ、何度送っても、この書類全然FAXできません(怒)」

と用紙が消えるものだと思い込んでいた私は、送信先に10枚以上同じ書類をFAXしていました。私の中では「FAXは用紙が電線を通って相手先に届くもの」という認識でした。通るわけないですよね?


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この本の評価:★★★★☆
オススメの理由:松下幸之助翁がどのようにアドバイスをしたのか、FAXの世界標準を作ったことは世界に誇れることなので、多くの日本人に知ってほしいです。ただ・・・新品がなくて中古が高額です・・・。
オススメの対象者:木野先生ファンの方々・FAXの歴史を知りたい方




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感謝するという気持ち

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引用 P131

「事業はだれがやっても、初めから儲かるようにできているんや。それが赤字というのは、感謝の心が足りないからや」

 幸之助は微笑みながら私に語りかけました。(中略)

「100円のものを君ならいくらで売るんや」

「100円のものは110円で売ります」

 と答えると、

「君にはものごとに感謝するという気持ちが一つもないな」

 と一蹴されてしまいました。

 感謝と100円とどういう関係があるのかというと、

「110円の価値のあるものを90円で作り、100円で売るのや。そうすれば、買ってくださったお客さまには10円得したと喜んでもらえる。これが感謝の心である。もちろん、われわれも10円儲かる。これさえわかればどんな事業でも儲かる」

 と、いうのが松下幸之助の経営学です。



 この本は私が大好きな、尊敬する木野先生の本です。すごいオススメ、絶対に買ってください!!一番は1万円する本ですが、高いので、まずはこちらを。

 商売は感謝の心、言われれば何となくそうかなぁと思いますが、松下幸之助さんの言葉は深いです。

 仕事で努力することがお客様のためになり(90円で作る)、お客様が喜ぶ(110円の価値を100円で買う)のだという理論は、本当にその通りで、でも実際には110円で売るために、不必要な付加価値10円分を頑張って付けることが多いような。

 皆さんのお仕事ではいかがですか?本質からずれたサービスしていませんか?


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人を無視したら

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引用 P87

 私が、松下電送で、「1円玉が道に落ちていても、だれも拾おうとしないが、仮に五分五厘の複利で銀行に預けて、百年の定期にしたとすると211円になる。この利息を三割にまで増やすと、なんと2479億円になる。1円を無視したらゼロだが、普通に活用すれば211円、うまく活用すれば2479億円という宝に変わる」という話を従業員にしている、という話を幸之助にしたことがあります。幸之助は、

「ええ話やな。君、偉いなあ」

と相づちを打ってくれましたが、そのあとすぐ、

「君、それだけでは足らんで。1円を無視したらゼロだけやけれども、人間を無視したら怨念が残って、マイナス無限大になるで。人間を大切にして、光を当てて、すべての人に感謝すれば、無限大の宝に変わるんやで」

 そして、

「心を開けば宇宙大にまで広がり、心を閉ざせば最後は自殺まで追い込んでしまうものや。人間とはマイナス無限大からプラス無限大までの広がりを持った崇高にして偉大な存在なのだ」

 と優しい笑顔で言いました。



 人を無視したら怨念が残る、これは聞いたら「なるほどなぁ」と思うけど、実際にはビジネスの中でやってしまいがちな行為です。

 例えば、打ち合わせから細かいことまで私とやっている取引先の方が、年賀状のやり取りになると私の上司宛だけ・・・とか。

 日本人って、上位役職者や権力者に媚びるというスタイルが染み付いてしまっているような気がします。私ももちろん、そうです。

 だから、人を無視しないで、人を大事にすることが、仕事の上では一番大事かもしれません。それはお金をかけてもてなすとか、お歳暮お中元を欠かさないとかそういった大きな事だけじゃなくて、目の前の協力してくれる人を大切にする。営業担当さんを大事に、宅配のドライバーさんを大事に、「すべての人々に対して善でありたい」ってやつですね。

 こんなこと実行できていたら、人間器が大きく育ちそう(笑)

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正しいとは

”「頂上は一つでも、道は無数にある。しかし、道は無数にあっても、正しいとは一つのところに止まることをいうのだよ」

人間の最も美しい姿は、その人が精一杯正しいところに止まって真剣に自分の仕事に打ち込んでいる姿です。”






同じ会社にいるということ、たった一つ、それだけでも、私はすごく価値があると思います。継続ですから。

世話好き

”幸之助は、縁と恩を大事にしました。

「木野君な、自分が成功しようと思うたら、先ず世話好きにならんとあかんで。人間は与えたもんしか返ってこんのや」

指導者の条件とは、面倒見の良い人になることだと教えられました。”






以前のブログにあった2000人の知人友人は貯金2000万と一緒という記事と繋がります。

世話好きということは、共存共栄したいという精神の表れですしね。

あと指導者の条件という本、20代前半に大好きな本でした。美徳というか。何の価値観も持たない自分にとって教科書のような本でした。

この本の文章もアップしたいです。


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yossy

Author:yossy
千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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