努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

製薬会社の意図

”その背景にあるのは、製薬会社の意図だけではない。患者の話をじっくり聞くよりも、さっさと薬を処方した方が、多くの患者を診ることができるという医者の事情もある。

特に、院内処方の場合、薬を出せば出すほどもうかる仕組みになっているので、「もうけ主義」の開業医であれば、薬物療法中心になるのは当然だ。

たとえば、かつては「内気」「恥ずかしがり」「上がり症」などとして片付けられていたものも、「社会不安障害」というれっきとした「病気」であり、SSRIの服用によって改善することがマスコミで報道されてから、「自分も社会不安障害ではないか。その薬を飲んで良くなるのであれば、自分にも出してほしい」と訴えて心療内科を受診する患者さんが激増した。

このことだけを見ても、自らのさまざまな困難を、できるだけ苦労せずに乗り越えようとして、薬理学的な助けを求める人がいかに多いか、明らかである。”




薬を売りたい製薬会社と最近ふえているメンタルクリニックの思惑がありそうです。

自分の身内でも簡単に処方するのかと考えてしまいます。

また簡単にハッピーな気持ちになれる薬だと軽く考えている人も多いと思います。ケミカルは体にとって異物だし、薬の服用に関しては慎重にしたいです。

かといって、副作用を気にし過ぎるのも問題ありです。今はネットが発達しているので、その薬のメリット、デメリット、副作用をきちんと理解して、自分の価値判断でジャッジすることが大切だと思います。

スポンサーサイト

テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

SSRIは危険

”SSRIは、その名の通り、我々の気分に深く関与していると言われている脳内の神経伝達物質「セロトニン」を選択的に増やそうというコンセプトの抗うつ剤である。

失恋や仕事の失敗など、ちょっとでも落ち込むことがあると、キャンディのように口に入れることが流行になったほどである。

かつて精神分析的には「自己愛の傷つき」をしてとらえられていたようなものに苦しんだとしても、もう心配ない。SSRIを飲んで「バイバイ、ブルー」というわけである。”




この薬、本当に必要なら良いのですが、服用を中断した人が「気分が落ち込む」「不安になる」「いらいら」「体の震え」など離脱症状がでるらしいです。

精神を薬でどうこうしようという考え方自体がムリがあるのでは、ないかな。

後悔の念や、落ち込みという一瞬のつらさは、じっくり味わうことで、人間的な深みもでそうなものですが、とにかく辛いのはイヤなんだろうな。

辛さ、後悔、不安、色々な負の感情を自分が味わうことで、他人に対する理解が深まったり、思いやりの気持ち、配慮など、カッコイイ大人の魅力がつくと私は思っています。

だから辛い思いをした人って大好きです。

テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

新型うつ

”何よりも特徴的なのは、「会社が自分の能力をきちんと評価してくれない」「上司の指示が細かすぎて、気に入らない」などと訴え、自分の病気を他人や会社のせいにしがち、つまり「他責的」な傾向が目立つことである。


自己愛的イメージと現実の自分とのギャップを受け入れられないため、そのギャップをそのまま他人のせいにすることで、乗り越えようとしている。いわば、「成熟拒否」の典型が「新型うつ」を発症していると言える。”




私は人のせいにすることがすべてダメとは思わないです。自分の心を守るため、それ以上傷つきたくない時に使える良い手段だと思うからです。

仕事の愚痴も本人が愚痴だとわかって信頼できる相手に話しているのはカウンセリングに通っていようなもので、自分の世界の中で解決を図っているから、それで解決できるなら十分大人だと思います。新型うつにもならないし。

本人も話しながら、「本当は自分の責任だ」と分かっていれば。

でも心から「あいつが悪い、あいつのせいだ」って思っているなら、私はそういう人とは付き合いたくないなぁ。話してもつまらないと思うし。

テーマ:気になる本・雑誌 - ジャンル:本・雑誌

温室で育てられた子ども

”温室で育てられた子どもは、自己愛的な万能感が傷つけられるようなストレスに少しでもさらされると、どう対処していいかわからない。そのとき、出てくるのはだいたい三つの反応である。

1 衝動コントロールができなくなって「キレる」。

2 欲求不満のはけ口を他者に対する攻撃にしか見いだせないため、弱い物いじめの形で発散する。

3 不登校やひきこもりの形で安全地帯に避難するー。

不登校やひきこもりは、最も内向きの反応だが、他者に対して衝動を爆発させたり、攻撃を加えたりしないだけ、他人にとって無害と言えば無害である。しかし、そのつけは何倍にもなって、結局自分に回ってくることになるので、本人にとっては非常につらいことになるだろう。

いずれにせよ、子どもが転んだりけがをしたりしないことが最優先課題になっている過保護・過干渉の教育が、打たれ弱い子どもや若者を数多く生み出しているのは明らかだと思う。死ぬまでストレスにさらされずに生きていける人生などありえない以上、これは非常に大きな問題である。”




温室じゃなくて、外で子供を育てるべきなんだろうけど、外で育てたら自殺しちゃうんじゃないか、不審者にさらわれちゃうんじゃないか、事故にあってしまうんじゃないか、と心配しすぎて、温室で育てざるを得ない。

どっちも地獄ですね。子育ては大変だ。

テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

オトナになる

”大人になるというのは「なんでもできるようになること」ではなく、むしろ「何でもできるわけではないということを受け入れていく」過程だからである。

幼児的な万能感をひきずり、自己愛的イメージにしがみついたまま、現実の自分と向きあうことができないのは、まさに子どものまま、ガキのまま、なのである。”




逆に考えていたから新鮮な視点でしたが、ほんとにその通りです。

自分なんてたいしたことないな・・・って実感すること、自分すら世の中全体の一つに過ぎないと俯瞰的、客観的に見られるようになることが大人になるということなんだと思います。

子どもが残酷なのは幼児的な万能感で人を見て、発言するからなのかな?

そういう大人もいますね。身体だけ大人のガキということになりますか。このへんは難しい。紙一重です。

テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

最新記事

最新コメント

プロフィール

yossy

Author:yossy
千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

ブログランキングへのポチやコメント、メールを頂けると更新の励みになります。頑張りますのでよろしくお願いします。

全記事表示リンク

カテゴリ

青木仁志 (3)
朝倉慶 (3)
アルボムッレ・スマナサーラ (7)
アービンジャー・インスティテュート (3)
伊集院静 (8)
石原結實 (1)
泉正人 (9)
伊勢白山道 (2)
伊吹有喜 (1)
稲盛和夫 (6)
井上和弘 (7)
井上裕之 (3)
岩崎聖侍 (5)
岩松正記 (3)
ウィリアム・ユーリー (3)
上杉隆 (6)
臼井由妃 (2)
宇野隆史 (7)
浦登記 (2)
漆原直行 (3)
江上治 (5)
エックハルト・トール (3)
N・J・ゴールドスタイン (9)
榎本博明 (4)
大木豊成 (4)
大前研一 (5)
大村大次郎 (0)
岡崎太郎 (4)
岡田尊司 (1)
岡本吏郎 (3)
奥野宣之 (3)
鬼塚俊宏 (4)
海堂尊 (1)
鍵山秀三郎 (7)
角田光代 (2)
片田珠美 (5)
勝間和代 (17)
加藤諦三 (9)
加藤ゑみ子 (5)
金児昭 (5)
金子由紀子 (5)
門倉多仁亜 (3)
樺沢紫苑 (4)
神田昌典 (11)
香山リカ (1)
川北義則 (4)
鬼頭宏昌 (3)
木野親之 (16)
木村政雄 (1)
工藤美代子 (1)
熊坂仁美 (3)
小池龍之介 (4)
古賀茂明 (3)
ココロ社 (8)
小松易 (3)
小山信康 (3)
小山昇 (2)
近藤麻理恵 (3)
齊藤勇 (3)
坂巻久 (3)
坂本光司 (5)
佐々木俊尚 (3)
佐藤一斎 (3)
佐藤優 (3)
ジェームス・スキナー (12)
嶋田有孝 (4)
嶋津良智 (3)
下田直人 (1)
白石拓 (1)
白駒妃登美 (3)
正垣泰彦 (3)
新堂冬樹 (1)
スティーブ・ジョブズ氏関連 (3)
清宮普美代 (4)
千田琢哉 (8)
曽野綾子 (16)
高木慶子 (4)
高田靖久 (3)
高野悦子 (1)
竹田真砂子 (4)
橘玲 (6)
ちきりん (9)
千田潤一 (4)
童門冬二 (2)
トム・ピーターズ (7)
ドナルド・O・クリフトン (4)
苫米地英人 (9)
冨高辰一郎 (4)
ドミニック・ローホー (26)
内藤誼人 (8)
中田昌秀・加藤友康 (3)
中川淳一郎 (6)
中沢康彦 (3)
中谷彰宏 (3)
中野剛志 (3)
南雲吉則 (3)
成毛眞 (5)
西村賢太 (1)
灰谷孝 (5)
パコ・アンダーヒル (6)
長谷川和廣 (8)
東川篤哉 (1)
東野圭吾 (8)
姫野友美 (4)
廣宮孝信 (5)
P.F.ドラッカー (4)
福島文二郎 (2)
藤川太 (3)
船井幸雄 (6)
宝彩有菜 (3)
保坂隆 (6)
星野仁彦 (18)
堀江貴文 (3)
堀之内克彦 (5)
本田健 (8)
本田直之 (7)
牧田善二 (6)
眞喜屋実行 (2)
松井順一 (5)
マネー・ヘッタ・チャン (4)
満尾正 (1)
三津田富佐子 (6)
三橋貴明 (9)
皆木和義 (4)
向谷匡史 (3)
村上春樹 (5)
茂木健一郎 (2)
藻谷浩介 (4)
望月実 (5)
山崎武也 (13)
山崎将志 (4)
やましたひでこ (2)
山田隆道 (2)
山本憲明 (4)
吉越浩一郎 (7)
吉本佳生 (3)
吉澤大 (3)
米満和彦 (3)
リッツ・カールトン (10)
李家幽竹 (1)
リチャード・テンプラー (6)
渡辺淳一 (1)
渡部昇一 (7)
渡邉美樹 (3)
渡辺由佳 (2)
渡邉幸義 (6)
和田秀樹 (5)
(月刊誌)致知 (2)
(月刊誌)理念と経営 (11)
(月刊誌・週刊紙)その他 (23)
その他の書籍 (19)
詩・言葉 (7)
映画・ドラマ・DVD (7)
英語学習 (3)
ダイエット関係 (7)
Private&お気に入りのお店 (7)
水無昭善 (5)

検索ぷらす

月別アーカイブ

メールはこちらから!!

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

Twitter

RSSリンクの表示

QRコード

QR

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。