努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

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日本の未来

引用P49

 100年後も200年後も文化的価値を放ち続け商業を引き寄せる都市インフラ、日本で言えば京都の東山周辺みたいなものをつくれるか、そこに世界中の金持ちの上品な投資を呼び込めるか、これが日本の課題です。

 それが日本の課題だと皆が気づいてまじめにやれば、成果は出ると思います。ところが今は逆で、中国でも十分作れるものを人件費の高い日本で作り続けようとして、結局ワーキングプアーを大量発生させている。挙句の果てには安価な労働力を移民させてこいと騒ぐ。そうではなく日本は、中国に任せるものは任せ、フランス、イタリア、スイスを追って高級分野にシフトしていくべきなのです。

 だって、ハイテク分野では日本にかないっこないフランスやイタリアが、人口でも日本の半分ほどしかない彼らが、ブランドの食料品と繊維と皮革工芸品を作ることで、日本から貿易黒字を稼いでいるんですよ。東北地方と大差ない人口のスイスなんか、医療品に高級時計なんかもあって、人口比で見ればはるかに大きな黒字を稼いでいます。日本だってアジア相手に同じことができるんです。何を怖がっているのか。




 以前の記事で日本はイタリアと似ているというちきりんの記事にちょっと似ている主張です。こちらはちきりんと比較して真面目。(この記事、原発前だから「千葉最高」って書いてあって少し悲しい)

 原発事故の後なので、なんとも言えませんが、大量生産で大量販売などというスタイルは終わったということですね。

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デフレの正体 経済は「人口の波」で動く 藻谷浩介
この本の評価:★★★★☆
オススメの理由:今まで思い込みで信じていたことと、実際の数字を使った分析は別物で、今の日本を理解するために読んだ方が良いと思います。
オススメの対象者:経営者の方や今後の経済を見極めたい方は良いと思います。逆に「数字は嫌い」という方には難しいかも。

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平均世帯年収

引用 P226

 私は、「外国人労働者導入は必然だ」と主張する議論を読むたびにいつも思うのです。あなたの目の前に、教育水準が高くて就職経験が豊富で、能力も高い日本人女性がこれだけいるのに、どうして彼女らを使おうとせずに、先に外国人を連れてこいという発想になるのか。日本女性が働くだけで、家計所得が増えて、税収が増えて、年金も安定する。そもそも女の人が自分で稼いでお金を持っていただいた方が、モノも売れるのです。車だって洋服だって日経新聞だって、働く女性が増えれば今以上に売れることは確実です。




 こういう主張をすると女性の前に退職した高齢男性を優先的にという話がでるけれども、孫にしかお金を使わない男性よりも、女性であればいくつであってもオシャレな洋服や高価な化粧品を購入してくれるから女性が良いのだそうです。

 そして女性は外国人労働者と違って日本語はしゃべれるし高等教育をうけている等、追加コストが掛かりません。

 最近、本屋さんで旦那さんが300万、奥さんが100万の合計400万で暮らそうというような本がありました。男性正社員の給料が以前のように右肩上がりではなくなってきているのでしょう。

 ちょっと古いデータなのですが、35歳の世帯平均収入は400万円台(18%)500万円台(17%)300万円台(13%)妻は専業主婦かパート(100万前後の収入が多い)だそうです。この400万円台というのは収入ではなく、世帯収入です。

 本当に日本の若者が夢を見れなくなったのはこういった数字にも表れていると思います。が、がっかりしたり、ウジウジするのではなく、それでも楽しく過ごすことが大切なんだと思います。

 そして、女性を活かすという場合、週5日×8時間ではなく、週4日×5時間とか、週3日×4時間とか、週5日×4時間というように正社員としての待遇を受けつつ、各人の都合に合わせた勤務体制が取れることが理想だなと思っています。・・・・・・・・・確かに難しい部分もあるんですけど、今後は父子家庭とかもたくさんになるでしょうから、男性でも選べたらいいのにって思います。子どもが3ヶ月までは週5日×4時間で働くお父さんがいても良いと思うし、金銭的にすごく豊かになるよりも、精神的に豊かに生活するという幸せもありだと思っています。ホント、個人的な主張なんですけどね。

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デフレの正体 経済は「人口の波」で動く 藻谷浩介
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もう売上あがりません

引用 P98

 我々が余り深く考えずに信じ込んでいる「首都圏には人口が流入している以上、生産年齢人口も増えている」という仮定。「若者流入=人口増加=生産年齢人口増加」という定式が先入観になって、「首都圏の生産年齢人口が減っている」という極めて基本的な事実の確認を、我々は怠ってきたわけです。これこそが数字を読まない「SY」です。確かに経済学は「人口は増加なのに生産年齢人口は減少」といいう事態を想定していませんが、でもそれが首都圏の現実だったのです。

 とはいえ、首都圏では00-05年の5年間に106万人の人口増加があったというのは事実です。それでも生産年齢人口(+年齢不詳者)が減っているのであれば、お年寄りか子供か、誰か増えないと帳尻が合いません。(中略)

 高齢者の激増、子供の減少、現役世代の減少、いずれも首都圏の真ん真ん中で起きている、首都圏住民自身の問題なのです。

 これは首都圏が少し前の過疎地と同じような人口動態に突入したということです。だから三越と伊勢丹が統合する。車の売れ行きが落ちる。「識者」やマスコミはそれを「嗜好の変化」だという。これだけ年齢構造が変われば、それは嗜好も変化しますよ。



 つまり、著者は「もう売上は上がりません」って言っているのだと思います。そして、その年齢構造の中でどのように企業努力しますか?と問うているのだと思います。

 徐々に減りつつあるターゲットに対して営業活動を行なっているのか、または増えつつあるターゲットに対してなのか。そもそも自社のターゲットは誰なのか?誰なの?ターゲットモデルは何歳?どんな生活スタイルの人?なんで我社から購入してくれているの?

 そこには「接客が良いから」という企業にとって自己満足的な理由ではない、本当の理由があるはずです。顧客の真の目的を明確に把握できていますか?

(・・・・とはいえ、接客レベルが企業の存続を決めるという部分もあるはずなので、人財育成は絶対に大事だと思います。あらやだ、人材って入力したつもりが「人財」になっちゃった。すっごい真面目な経営者風に見られたら、困っちゃいます。そして企業の存続が保障されない今、自社の社員さんの実力や能力をアップさせてあげる行為は社員さんの不確実な未来に対するリスク管理になるので、やった方が良いかと)

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デフレの正体 経済は「人口の波」で動く 藻谷浩介
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貯蓄ではない

引用 P161

 確かに、車だの住宅だの電化製品だのが安くなる分余ったお金を、皆が何か他のことに使ってくれれば、おっしゃる通りに経済上の問題は生じないのです。ところが今世紀初頭の「戦後最長の好景気」においては、首都圏住人の個人所得総額が大幅に増えたのに、首都圏の小売販売額は通販を含めても停滞していましたね。貯蓄が増えただけで、モノ消費には回らなかったのです。サービス消費も増えていません。観光産業も外食産業も不振、医療福祉産業でも赤字にあえぐ事業者は増えています。(中略)

 その理由はすでに一度お話しました。最近は若い人にも物欲のない人が増えていますが、増える一方の高齢者はなおさら物質面では満たされていて、モノに対するウォンツがない。最も強いウォンツは、将来健康を損なった場合の医療福祉サービスの享受なので、そういう可能性に備えてお金を貯めておくのです。これは医療福祉サービスの先買い(コールオプション)なので、何にでも使える(経済学に言うところの)貯蓄ではなく、流動性が極めて乏しいということも申し上げました。



 経済学上の貯蓄というデータにはなっていても、内容は未来の自分の医療費という実態は今後ますます増えていき、実質の貯蓄はどんどん減っていくと思います。

 ということは、ビジネスを行っていく人たちは、その限られた消費者のお金を奪い合うことになるわけです。今までと同じ努力で同じ利益を得られるはずはないですね。

 お客様の目はますます肥えて、衝動的な消費行動ではなく、しっかり吟味して購入する。最近では家電量販店で現物をチェックして、ネットで購入するお客様も増えてきているようです。

 そんな中で、お客様に選ばれるためには何をしないといけないのか???

 やらなきゃ、死ぬよ・・・っていう、切羽詰った経済状況。ミラクルが起きたらいいのに。

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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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