引用 P203
「ごくろうさま」という言葉は目上の人から目下の人に対して使う言葉です。たとえば、出入りの宅配業者の人に向って「ごくろうさま」という言葉を、とりわけ入社間もない若い社員が使っていると、横柄な印象を与えてしまうので注意しましょう。(中略)
たしかに宅配業者の人に対して、会社は発注する側の立場なので、立場が上だと感じている人もいます。けれども、仕事上の上下関係でものを言う人というのは、単に会社の権力を振りかざしているのに過ぎません。(中略)
ですから、さきほどの例で言えば、せめて「お疲れ様です」、もしくは若い人が言うのなら、「いつもお世話になっております」「いつもありがとうございます」のほうが何倍も好感度の高い言い方になります。
これは会社として「ごくろうさまです」を推奨している所もあるので、なんとも言えませんが、私の会社も基本「お疲れ様です」を推奨しています。理由は「あえて偉そうな言葉を使っても何の得もない」です。
上場企業で働いている女性から「上司でも誰でも何でも、ごくろうさまですだよ」と聞いた時はすごくびっくりしましたが、個人的には「ごくろうさまです」は封印しておけば問題ないでしょ・・・って思っています。
これと同じようにスタンスを見られてしまうのが「使う」というような上下関係の言い方。「業者にやらせますよ」とか「値段を下げさせる」とか、「どんだけ、偉いんじゃーーーー」と思われるような言葉遣いって、してしまうのですが、得はないですよね、むしろ害。嫌われたり、人格疑られたり、回りまわって損するようにできています。
気をつけたいですね。私基本偉そうなんで・・・・・。嫌われたくないなぁ。でも何しろ態度がでかいんですよね。・・・・違う、背が高いからそう思われちゃう。開き直って、
偉そうなんじゃない!偉いんです。
↑ ↑
いつもありがとう(・∀・)
ホントはいつも押してくれる人が偉い。
会話力の基本 (ちょっとした言い回しで損をしない99のルール) この本の評価:★★★☆☆ オススメの理由:学校や会社で教えてくれないし・・・・。でもかなり重要。 オススメの対象者:コミュニケーション能力を更に上げたい方、言葉遣いに自信がない方 |