
引用 P158
「ああいうお仕事をするほどの方ですから、多少性格面で難しいところもあったようです。特に仕事で行き詰まっている時などは、神経を使うと初美はこぼしておりました。でもふだんは思いやりのある、いい旦那さんだったように思います」
これが外姑による日高邦彦の印象である。率直に話しているのか、本音を隠して当たり障りのないことをしゃべっているのか、私には判断できなかった。いつものことながら、年配の人間、特に女性の本心を見抜くのは、とても難しい。
年配女性の言葉はこちらの卒業にも載っていました。
本音を隠してというと、意地悪いような気もしますが、そのような習性を「品がある」と言うこともできます。私もそんな年配女性になりたいものです。
私も言ってしまいがちですが、悪口ほど品位を落とすものはないと思っています。心で思っても口には出さないスタンスで言葉を選べたらなぁ・・・・願望です。
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悪意 東野圭吾 この本の評価:★★★★★ オススメの理由:加賀シリーズ第4段です。もう振り回されすぎて最高です(笑)これは最後はスッキリです。 オススメの対象者:推理に振り回されたい方・チャレンジャーの方 |