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努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

値引き

引用

 ”売れないから安くする”---これを当然と思っている経営者は、ハッキリ言って危険人物です。商品の市場での寿命が終わりに近づき、在庫を処分するために安くするのは倉庫代の節約という観点からも正解。しかし、安易に売れないから安売りするのは、会社の存続にかかわる行為だからです。

 一度価格を下げてしまうと、二度と上げることは不可能。ですから、よほどのコストダウンに成功しない限り、利益を確保できません。また、ライバル会社が対抗策としてより値下げをしてくると、底なし沼の値下げ競争になってしまいます。売れども売れども利益が出ない状態になると、最後は資本力の勝負になってしまうのです。






本当にね。日本の中小企業の利益なんて、赤字企業が大多数で、その他の黒字企業でも3%から良くて10%程度のモノですよね。

そうすると10%引き!とか、そもそも存続ができなくなる。

でもお客様から見た10%引きって全然魅力ないんですよね。例えば、1万円の洋服が9000円。これは全然魅力ないし、1500円の商品が1350円。なんだ、この中途半端感・・・・。

でも企業にとっては大打撃

例えば、1000円の売価もモノを売るとして、仕入れで600円かかり、人件費、賃料やら、水道光熱費やら、販売促進費やら、もろもろ掛かって、300円の販売費及び一般管理費。で、100円の経常利益(ここから税金とか色々引かれるから純粋にそのお金があまるワケではない)。

それを900円で販売するっていうのは、仕入れの原価600円を引いたら、300円の粗利益(売上-仕入れ金額ね)、300円の販管費、はい損益0!

地震の影響で数日お店閉めたらもう、おしまいです。

もともとあった100円の利益をどれだけ積み上げていたか?で存続できる期間が決まるようなところもあって。

本当に単なる値引きって何の価値もない(個人的な極論です)。

その値引きを受けるために何らかの策があったり(これを2つ購入したら10%引きとかね)、+αでお客様の利益も確保しつつ、販売店数を上げるとか(3個買ったら1個付けちゃうとか)、色々工夫しないとどうしようもない。その工夫というのは会社に残せる100円を最大値に持っていく努力ですよね。

以前何かの本で読んだ値段だけで動く人たちというのが10%程度いるらしいのですが、そういう方は最終的に必ずネット方面、安売り量販店へ流れていくので、ここの人たちを対象に中小企業が商売をするのは難しいと思うのです。

そして量販店さんも「ここ狙っても固定化できないし、価格にしかロイヤリティ持たないし、、それ以外のバリューをつけて他のお客様にいかないと死んじゃうな」ってことで方向転換しているお店さんも多いですよね。近所だと100万ボルト。100万ボルトの店員さんって団塊の世代の人にとってすごく便利。色々教えてくれて、本当に親切。ちょっと高くても固定化されています。

サービスをアップさせるという、ごくごく当たり前のことの繰り返しで頑張ることが中小企業の取るべき基本方針かなと思っています。

あと値段安くするっていうのは、そこで働く従業員さんの待遇面を考えると本当にやりたくないなって思います。理想なんだけど、高付加価値、高待遇(給料が高いか、働くことが楽しいか、将来的に魅力的とか、それら全部とか)。

お客様満足と同時に高待遇も会社の価値ですよね・・・・。理想なんですけど。




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yossy

Author:yossy
千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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