努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

記号消費とは

引用 P091

 記号消費というのは、商品そのものではなく、商品が持っている社会的価値(記号)を消費するということ。商品がもともと持っている機能的価値とは別に、現在の消費社会ではその社会的な価値の方が重要視されるようになっており、その記号的な付加価値を消費するようになっているということです。例えばクルマの機能は「人を運ぶための移動の道具」ですが、メルセデス・ベンツなどの高級輸入車には「高い外車に乗っているセレブ」というような社会的意味が加えられています。ベンツを買う人の多くは、クルマとしてのベンツを買い求めているのではなく、社会的ステータスとしてのベンツを購入するわけで、これが記号消費です。

 そういう記号的な価値にはだんだん意味がなくなっていくのであれば、クルマは単なる「人を運ぶための移動の道具」として買えばいい。(中略)安価で着心地の良いユニクロなどのファストファッションが流行しているのも、機能消費化のひとつの表れとして受けとめられると思います。

 でも一方で、すべての消費が機能消費化していくわけではありません。なぜなら私たちは社会性を持つ動物であって、消費というのは社会性の枠組みの中では重要な意味を持つ行為だから。言い換えれば、私たちは社会とかかわりあう一環として消費しているのです。




 機能的価値の代表としてユニクロが出ていますが、今はユニクロ、しまむら、IKEA、ニトリ、ダイソーで殆どのモノが購入できますよね。以前と比較して、一人暮らしを始めるときのイニシャルコストはかなり下がっています。

 でも著者の言うように、機能的価値だけでは生きられませんよね。節約するところは節約して、でもかけたい所にはかけたい。

 そのかける場所は人によって全然違うと思うのですが、思いつくのはクルマ、洋服、マイホーム、子育て、趣味・・・・・。

 焼肉屋さんにいくコストで、自分で肉を買ってBBQにすれば、かなり良いお肉が食べられますしね。

 お客様のお財布の中身は減っている時代に、どうやって自社の商品に「喜んで」お金を払ってもらうためには今までと同じような努力じゃかないません、ってことだな。

人気ブログランキングへ
↑ ↑
いつもありがとう(・∀・)ちなみに私のオススメお肉屋さんは「シェフミートチグサ」です。豚足も美味しいです。あとハムも。

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる
この本の評価:★★★☆☆
オススメの理由:情報、広告の常識が変わりマスコミが消滅しそうな今後の流れが理解できます。
オススメの対象者:情報や広告に関わる人だけでなく社会人であれば誰でも!!
関連記事

テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

コメント

 なんだか、結局「ユニクロ」とか「ファストファッション」という単語ですら、既に記号化された概念のような気がしてしまいます。
 要するに、経済状況がこんな感じだから機能を重視のものづくりをして「ファストファッション」として売る、というシステムが構築できて、それに皆ついていってしまうという現象がいわゆる「記号消費」ということな気がします。売ってるほうは(多分)善意だし、買ってるほうも満足なら多分それでいいのだと思いますが。
 結局、レディー・ガガみたいな人たちがみょうちくりんな格好をするのは、上記のような記号消費へのていこうなのかなという気がします。ある意味で自分の名前を新種の記号としてしまうわけです。
 いい悪いはともかく「記号消費」から逃れようと思ったら、完膚なまでに個性的になるほかないのではないかと思います。むしろ「シェア型消費」なんていうのはこれとは逆行する概念でしょう。
 というか、これだけのことを論ずるのに「ファストファッション」、「機能消費」、「シェア型消費」、「所有型消費」なんて言葉が出てくること自体、現代社会が深刻な「記号化」の元にあるといえる証拠だと思えてなりません。まあ、パラダイムなのでそれはそれでいいのでしょうけど。
  
[2013/04/04 01:36] URL | 通りすがり #ONVmrvNQ [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

最新記事

最新コメント

プロフィール

yossy

Author:yossy
千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

ブログランキングへのポチやコメント、メールを頂けると更新の励みになります。頑張りますのでよろしくお願いします。

全記事表示リンク

カテゴリ

青木仁志 (3)
朝倉慶 (3)
アルボムッレ・スマナサーラ (7)
アービンジャー・インスティテュート (3)
伊集院静 (8)
石原結實 (1)
泉正人 (9)
伊勢白山道 (2)
伊吹有喜 (1)
稲盛和夫 (6)
井上和弘 (7)
井上裕之 (3)
岩崎聖侍 (5)
岩松正記 (3)
ウィリアム・ユーリー (3)
上杉隆 (6)
臼井由妃 (2)
宇野隆史 (7)
浦登記 (2)
漆原直行 (3)
江上治 (5)
エックハルト・トール (3)
N・J・ゴールドスタイン (9)
榎本博明 (4)
大木豊成 (4)
大前研一 (5)
大村大次郎 (0)
岡崎太郎 (4)
岡田尊司 (1)
岡本吏郎 (3)
奥野宣之 (3)
鬼塚俊宏 (4)
海堂尊 (1)
鍵山秀三郎 (7)
角田光代 (2)
片田珠美 (5)
勝間和代 (17)
加藤諦三 (9)
加藤ゑみ子 (5)
金児昭 (5)
金子由紀子 (5)
門倉多仁亜 (3)
樺沢紫苑 (4)
神田昌典 (11)
香山リカ (1)
川北義則 (4)
鬼頭宏昌 (3)
木野親之 (16)
木村政雄 (1)
工藤美代子 (1)
熊坂仁美 (3)
小池龍之介 (4)
古賀茂明 (3)
ココロ社 (8)
小松易 (3)
小山信康 (3)
小山昇 (2)
近藤麻理恵 (3)
齊藤勇 (3)
坂巻久 (3)
坂本光司 (5)
佐々木俊尚 (3)
佐藤一斎 (3)
佐藤優 (3)
ジェームス・スキナー (12)
嶋田有孝 (4)
嶋津良智 (3)
下田直人 (1)
白石拓 (1)
白駒妃登美 (3)
正垣泰彦 (3)
新堂冬樹 (1)
スティーブ・ジョブズ氏関連 (3)
清宮普美代 (4)
千田琢哉 (8)
曽野綾子 (16)
高木慶子 (4)
高田靖久 (3)
高野悦子 (1)
竹田真砂子 (4)
橘玲 (6)
ちきりん (9)
千田潤一 (4)
童門冬二 (2)
トム・ピーターズ (7)
ドナルド・O・クリフトン (4)
苫米地英人 (9)
冨高辰一郎 (4)
ドミニック・ローホー (26)
内藤誼人 (8)
中田昌秀・加藤友康 (3)
中川淳一郎 (6)
中沢康彦 (3)
中谷彰宏 (3)
中野剛志 (3)
南雲吉則 (3)
成毛眞 (5)
西村賢太 (1)
灰谷孝 (5)
パコ・アンダーヒル (6)
長谷川和廣 (8)
東川篤哉 (1)
東野圭吾 (8)
姫野友美 (4)
廣宮孝信 (5)
P.F.ドラッカー (4)
福島文二郎 (2)
藤川太 (3)
船井幸雄 (6)
宝彩有菜 (3)
保坂隆 (6)
星野仁彦 (18)
堀江貴文 (3)
堀之内克彦 (5)
本田健 (8)
本田直之 (7)
牧田善二 (6)
眞喜屋実行 (2)
松井順一 (5)
マネー・ヘッタ・チャン (4)
満尾正 (1)
三津田富佐子 (6)
三橋貴明 (9)
皆木和義 (4)
向谷匡史 (3)
村上春樹 (5)
茂木健一郎 (2)
藻谷浩介 (4)
望月実 (5)
山崎武也 (13)
山崎将志 (4)
やましたひでこ (2)
山田隆道 (2)
山本憲明 (4)
吉越浩一郎 (7)
吉本佳生 (3)
吉澤大 (3)
米満和彦 (3)
リッツ・カールトン (10)
李家幽竹 (1)
リチャード・テンプラー (6)
渡辺淳一 (1)
渡部昇一 (7)
渡邉美樹 (3)
渡辺由佳 (2)
渡邉幸義 (6)
和田秀樹 (5)
(月刊誌)致知 (2)
(月刊誌)理念と経営 (11)
(月刊誌・週刊紙)その他 (23)
その他の書籍 (19)
詩・言葉 (7)
映画・ドラマ・DVD (7)
英語学習 (3)
ダイエット関係 (7)
Private&お気に入りのお店 (7)
水無昭善 (5)

検索ぷらす

月別アーカイブ

メールはこちらから!!

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

Twitter

RSSリンクの表示

QRコード

QR

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。