
引用 P204
そもそも「死の街」発言についても、福島県民から苦情が殺到しているように報じられていたが、鉢呂事務所にはそうした声は届いていなかったという(鉢呂氏)。むしろ、「がんばれ」という激励の声が多数寄せられていたそうだ。
それもそうだろう。鉢呂氏は、大臣就任前から一国会議員として福島県に通い、放射線量の測定や、小学校や幼稚園の除染の徹底、そして暫定基準値の20ミリシーベルトから1ミリシーベルトへの引き下げを訴え、菅首相(当時)に直訴していた数少ない政治家のひとりだったからだ。
大臣就任直前には、「鉢呂氏を辞めさせないで」という署名運動が福島県内から始まっており、まさに「死の街」という事実をきちんと告知してくれたことへの感謝の言葉すらあったのだ。
それが、なぜか、マスコミのフィルターにかかると、福島県内で非難の声が多数あがったということになる。だが、そのほとんどが匿名だ。一方、鉢呂氏の発言はその通りだとするのはたとえば、南相馬市のエム牧場の吉村農場長や、同じく南相馬の桜井勝延市長など実名での発言となっている。
マスコミのデマによって職を追われた鉢呂氏は、ずっと「放射能つけちゃうぞ」などという言葉は発していないと言い続けてきた。だが、その反論をまともに取り上げるメディアはなく、事実上黙殺された。
マスコミって怖いですね。・・・・私、鉢呂さんの親戚だったら激怒ですよ。この上杉さんは小沢さんのことも「本当の小沢さんはきちんと質問に答えているし、その事実をマスコミがふせている」と主張されています。
マスコミが常に正しい訳ではないということを知っていることが大切そうです。
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