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努力的読書日記 本好き人生37年
ほぼ1万冊を読んだ本好きが書く「引用&感想」

受け入れることの重要性

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引用 P154

「あなたは末期ガンに侵されています。あと半年の命です」

 突然、このように宣告されたら、あなたならどうしますか?

 いろんな人に聞いたところ、だいたい2つの反応に分かれます。一つは、最先端のガン治療をしてくれる病院に行く、よい治療法がないか色々調べる、西洋医学がダメなら、民間療法でも何でも、ありとあらゆる治療にチャレンジするなどして、徹底的にガンと闘うというもの。

 もう一つは、「末期ガンになってしまったのだからしょうがない」と病気を受け入れる。残りの人生を大切に、やりたいことをやって生きようとするもの。

 末期ガン患者を対象に、ガンと徹底して戦った場合と、ガンと戦わずに受け入れた場合とで、どちらが長生きしたのかを調査した大規模な研究があります。その結果は、意外なことに「ガンと闘った患者さん」よりも「ガンと闘わない患者さん」のほうが長生きしていたのです。(中略)

 近年のガン研究で、ガンの発症の原因の1つにストレスが関与していることが判明しています。それどころか、ガンの悪化や再発にも、ストレスは大きく関与しているのです。

 取り除ける原因に対しては、短期的に徹底的に闘って取り除いてしまう方法が有効です。しかし、取り除けない原因と徹底的に闘うと、ストレスはより増大します。「苦しい」が増強し、より苦しくなってしまうのです。

 ですから、絶対に変えられないストレスに関しては、「闘う」のではなく、「受け入れる」のが、ある意味、究極の対処法と言えます。




 日本人の2人に1人ががんになる時代なので、50%という高確率で「がん宣告」を受けるということですが、実際に受けた時にどのように反応するのでしょうか?

 かなり前に「余命3ヵ月の花嫁」という映画が公開されましたが、あの映画の元になるドキュメンタリーを見た時、私は花嫁に同情して泣きながら、「私こんな風に同情して泣いてるけど、明日はわが身で自分がそうなるかもしれない。それか他の大切な人が同じ境遇になることもあるなぁ」と考えていました。この話を他の人にしたら「自分がなるなんて考えなかった、ただ可哀そうだっただけ」という人が多くて、多くの人は「自分には不幸は起きない」と何故か思い込んでいるのかな???と感じました。

 この受け入れるということは、がんだけではなく、精神を疲れさせないためにも重要なことだと思います。仕事も「頑張らねば・・」という義務感や責任感だけでは疲れはててしまいます。「やりきれない時もあるよね」とか「できる範囲でがんばろう」とか「勤務中だけ集中してそれ以外の時間は考えない」などと分けて考える習慣があれば、職場での欝や精神疾患が減るでしょう。

 子育てや家庭生活でも「少しぐらい汚れていても死なないよね」とか「たまには1日ダラダラ過ごして休息するのも大切だよね」とか「今日はママはお休みでパパが育児をする日にしよう」とか「今日はパパが家族を忘れて楽しむ日にしよう」などと責任から逃れられる時間を取ることで奥さんの育児ストレスや旦那さんの「会社でも家庭でも全部義務感で辛いよ症候群」(命名マツオカ)を緩和することができるのではないかと思います。

 今、この時代、働いて給与を得るだけでも、子どもを育てるだけでも大きなストレスを抱えています。それらに打ち克とうとせず、受け入れて、素敵な2012年を過ごしましょう。

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千葉市在住の30代です。子供の頃から読書が好きで好きで好きで好きで、無人島に行くなら書店を持っていきたいです。

幼少期の読み聞かせから、童話、名作、コミック、ビジネス書、フィクション、月刊誌、オヤジ系雑誌まで何でも読む活字中毒です。本がないと眠れません。

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