
引用 P40
人間には、ギブ(与える)とテイク(取る)から見て、三つのレベルがあります。それは努力し、成長していくに従って、レベルを上げることができます。
まず、初級は、テイクアンドテイク型のレベルです。人から助けてもらうのが当然と思い、不平不満をよく言います。人から奪うことばかり考えている、エゴの強いレベルです。妬みや恨みの感情が多く、他人の不幸を喜ぶ傾向があります。
中級レベルは、ギブアンドテイク型です。何かをする報酬として、何かを受け取る、という考え方のレベルです。立派な常識人です。ビジネスの世界では、ギブアンドテイクが常識であり、大半の人がこのレベルです。
そして、上級レベルは、天の理に沿った正しい生き方のできる、ギブアンドギブ型です。人のために何かをすることが大好きな人で、どんなことが起きても感謝ができる人たちと言ってもいいでしょう。
このような内容、「ある、ある」と思う方も多いことでしょう。そして「大人になったから、ギブ&ギブもできたりするわよ」という方も。
・・・・・・・・本当でしょうか?
私はいろんな人から「◯◯してあげたのに・・・・」とか「恩知らずで・・・・」とか「礼儀がなっていない」などといった文句を聞きます。そして私も言っています。
その時点で、ギブ&テイクってことですよね。
「◯◯してあげたんだから、感謝しなさい」ってことですから。
暴論かもしれませんが、プレゼントやお歳暮、お中元というのも実はかなり乱暴な習慣です。これは相手がどんなに偉い人でも、お礼を言わせたり、頭を下げさせることが常識的に強要されてしまうからです。
ですから、本来は送る側から「送り状」を先に届くように送り、「◯◯の件、ありがとうございました。些少ですが、地元の名産品を送らせていただきます・・・云々」というお礼を言わなければならないのです。
変な話、大会社の社長さんに「自宅のみかん」を送りました。その社長さんは別にみかんなんて欲しくなかったのに、私にお礼の電話をしなければならない、お礼状を書かなければならない。そういうのって、乱暴ですよね。
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